ハンドメイドレザークラフト、Hoppendakkoの作家によるブログです。
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シザーケース ブッテーロ生成
 ご依頼主の作りたいシザーケースを形にしました。



シンプルだけど経年変化が楽しめる良い仕上がりです。



フラップをつけてほしいというご要望をうけました。シザーもコームもしっかり収まります。



無駄のないように四角い構造。縫いが大変でした。



取り出せるトリマーケース。掃除する時に底から髪が出せるようにしました。



底はこんな感じ。
コームなどが落ちないように箱のように作ってみました。斬新だしお掃除らくちん。



カトラリさんにこのために作ってもらった真鍮の美錠。
ベルトがけっこう太めだったのでけっこうごついです。でも最高。

2年連続カット優勝者、3連覇期待してますね!
男性らしい良いシザーケースです。Kさん、ありがとう。
フリスクケースの駒合わせ縫いもがんばります。


んだば。

Hoppe
二年越しの制作
あれはたしか‥

2009年11月の終わり頃。

シザーケースを作ってもらえますか?とのmail。

いいですよ!と受けたもののシザーケースを作ったことはない。実物もそんなに注視してみたこともなかったのでまずはオーダー制作の合間と、その当時Hoppendakkoのお店を作っている最中だったので環境にやさしい塗料を探したり古材を探していた合間にシザーケースとはなんぞや!?と勉強から制作がはじまりました。

数軒の美容室を訪ねて使っているシザーケースをみせてもらって、使いやすさとかこういう感じにするともっと使いやすいのになどとお話を聞いたり。

遠方の方だったのでお店に来ていただくことができず基本お手紙のやりとりで意見交換をしてこうしたいああしたいということを少しづつ実現して。
お手紙のやりとりは何回したでしょうか。
イラストを描いたりお互いの余談を書いたりとお会いしたことがないのにだんだんと親近感が湧いてきたのを覚えてます。

長いお手紙のやりとりを経ていきついたのがこのシザーケース。



色合い、ステッチ、金具、どれをとっても今できる一番をこのシザーケースに注ぎ込みました。
長い年月使ってもへこたれないようにサンプルを作って補強を足したり、お掃除しやすいものというリクエストがあったので取り外すことができる仕様に。



見えないところは全部裏磨きをして髪の毛をするっとさらっとシザーケースの底にたまるようにし、底の部分はコームの尖っている部分が落ちないように工夫をしました。



こちらはダッカール留め。

サンプルで作った床革を送ったらとても気に入ってもらい、微調整して本番用を作りこの形になりました。
Yさん、ちなみにこの140という謎の数字は革の大きさを表しています。
一枚の革に1つだけついてくるレアものです。
今回の作品にどうしてもいれたくて140の部分を裁断しました。



完成品を送って後日とても嬉しいメールとweblogを書いていただきました。
めちゃくちゃ嬉しいし作家になって本当に良かったと心からおもいました。
weblogにシザーケースを身につけている写真を載せていただいたので勝手に拝借します。



Yさん、本当にありがとうございます。
勉強にもなったしお手紙のやりとり、楽しかったです。
またお手紙を書きますね。

自分が作ったものに関していつも思うことは、息子娘だと思っています。
お直しや今回のようにシザーケースでしたら一丁シザーが増えたりなんかもするかもしれません。そんなときにきちんとご対応したいと思います。
長いお付き合いになると思いますので今後も宜しくお願いしますといつも納品するときにお手紙を書いています。
こういったことは大量生産ではしにくいと思う。
Hoppendakkoは弟子もできてちょっとずつ大きく自分たちのやりたいことの幅を広げようと思いますが、心を込めて楽しくもの作りをすることは絶対に忘れないように研鑽を重ねていこうと思います。

良い仕事をしたな。

今後もがんばろ。



んだば。


Hoppe




シザーケース
こんにちは。

シザーケースのサンプルを床革で作りました。

シザーケース、始めは専門用語が全然わからず打ち合わせの段階でコーム?ダッカール??レザー???革のこと?みたいな感じからスタートでした。
シザーも会社によってサイズも全然違うので本当にカチッと合うサイズを作りたくて取り寄せてみたり、近所や繁華街に出かけた際に美容室を電撃訪問し事情を説明してどういうケースが使いやすく、清潔に保ててお掃除をしやすいかなどをお聞きし、レザーやコームがケースの底からこんにちはしないようにする構造を考えたり等いっぱい考えました。

シザーケースはだいたい理解しました。
あとはお客様のアイデア次第で僕が順応して良いものを作り、長く愛していただければと思います。

写真はTさまへ










茶色の革(マレンマ)でのご提案だとこんな感じになります。
うちらしさは出そうと思えばどこにでも出てきます。
例えばベルトの刺繍でワンポイントつけると、ただの茶色い革のベルトではなくなりかわいいと思います。
ボーネのベルトの場合でもこういうことは可能です。
あとは以前お話していたように革の色の組み合わせ、糸の色のバランスを決めましょう。お絵描きしてまた送りますね。



んだば。